指導員検定

◆日時:2015.2.27〜3.1(金〜日)
◆場所:大山スキー場
◆主催:全日本スキー連盟
◆受検者:兵庫県連10名 (ベルスキークラブ:1名)
◆合格者数:10名
◆レポート:ON

今回、受験させていただきました小野です。合格したことを報告することができ、うれしく思います。 受験手続、クラブ合宿でお世話になった方々、また、県連での手続き、講習での講師、同行していただいた監督など多くの方々が貴重な時間を割いていただき、誠にありがとうございました。

 受験レポートのになりますが、2/27、2/28、3/1の3日間、大山で行われました。兵庫県は前日に宿に入ることになっているので2/26の移動を含めると4日間あったような気になります。
2/26の午前中から移動し滑っていた人もいるのですが、私は仕事が終わってからの移動になりました。同じ地域に仕事が終わってから移動する方が2人いたため、3人乗合での移動になりした。 移動中の話題は実技の事は一切出ず、理論の話題が中心でした。というのも理論の試験が開会式直後に行われるためです。歴史問題の出し合いが多かったと思いますが、私はあまり答えられませんでした。
後の2人はかなり覚えているようで聞いたこともないカタカナの単語もよく出てきていました。この時点で2人には勉強していないことがばれており、かなり心配されていたようです。
宿には我々が最後で23時頃つきましたが先着メンバーは食堂に集まり各々勉強している最中でした。
教本、問題集、手書きのノート、自分で録音した何かなど自習しており、私も問題集を1時まで開いていましたが、ほとんど新し事は覚えられなかったと思います。

 検定1日目の朝が明けました。開会式、理論試験がゲレンデにある体育館で行われます。そのため、兵庫県一行は長靴をはいて移動しました。渡航リフトを降りてからゲレンデを下りていくのですが、 頭の中は単語が渦巻いているので歩いている時の印象は残りませんでした。受験者80人(兵庫県10人)が受付行い、開会式、理論試験開始になります。問題は12問、一問目に50%の確率で出るかなと 思っていた問題が出てラッキーだったのですが全く解らない問題も出ておりかなり残念な解答になりました。(合格しているので最低点は採れたのだと思いますが、いまだに信じられません) でも、終わった時の爽快感はなかなか感じられないもので、昼食後、実技試験が開始されるまで試験が終了したと感じられるほどでした。  午後からは実技開始です。会場が2ゲレンデにわたるため、1日目と2日目はゲレンデが違います。1日目は濃霧のため、20m位しか視界がない中、横滑りの展開、シュテム、不整地小回りが行なわれ、 検定員はコースの中ごろに待機して判定することになりました。検定員から見ると霧の中から現れ霧の中に消えていくように見えいたと思います。
滑る側も検定員がどこにいるか判らないままスタートし突然検定員が見えてきて、すぐ見えなくなる状況でした。私も滑る前は検定員が見えてきたら 判りやすい演技をしようと思いスタートしたのですが、霧が濃すぎて自分が斜面に対しどう立っているのか判らなくなり、少し後傾気味になっていたのではないかと思います。
やはり、試験時間帯の天候は重要ですね。とにかくこけずに下りれたので良しといった感じです。誰が読むかわからないのでその日の夜は、品行方正に2日目に備えていたとしておいて下さい。

 検定2日目のの天候は視界良好で検定日和になったと思います。そこで残りの種目、大回り、プルーク、基礎パラレル大回り、基礎パラレル小回り、総合滑降が行われました。
速度、距離とも必要になる種目が多く、天候が反対だったらかなり難しかったと思います。大嫌いな不整地が終わていたので、少し気が楽だったのですが、 2日目は他県の方の滑りが見える状況だったので、自分が合格圏内に入れるのか不安になります。気づかないところで何かミスをやらかしていないかと考えてしまいます。
そう考えているうちに最終種目、総合滑降のスタート順がやってきました。滑り終わった人もゴールで見ており、結構緊張しますが、自分の滑りなんか誰も気にしないと割り切り何とか滑りきることができました。 私のいる組はスタートが早かったので無難に降りたといった感じでしたが、後半の組になればなるほどスピードアップしていったような気がしました。
下で見ているキャラリーが増えてくるとそういった気にさせるのではないかと勝手に思います。下では滑り終えるたびに拍手が起ります。検定の最後を飾るにはふさわしい終わり方だと思います。
来年もそうであったらいいとなと思いました。誰が読むかわからないので、その日の夜はも品行方正に合格発表に備えていたとしておいて下さい。

 3日目は合格発表、閉会式になります。集合場所は体育館。1日目ほど追いつめられていないので寒さを感じます。主任検定員の総評後合格発表です。
初めに成績優秀者が発表され、次にビブナンバー順に合格番号が読み上げられます。合格率は6割程度と聞いていたので1日目の1種目目(理論)から不安要素一杯の私は、 半分落ちた気になっており気楽に構えていたのですがナンバーが呼ばれびっくりしました。終わってみると66%の合格率だったにも関わらず兵庫県は全員合格!その時落ちなくて本当に良かったと思いました。
来年受験する方はこんな不安要素をより去るため、理論の勉強を理論講習が終わった時点からスタートすることをお勧めします。仕事の都合もあるため遅くとも問題集が出たらすぐに購入し開いてみてください。

 初めにお礼を書かせてもらいましたが、最後にもう一度、貴重な時間を割いていただいた方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。




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