準・指導員養成講習実技

◆日時:2015.1.23〜25(金〜日)
◆場所:奥神鍋スキー場
◆主催:兵庫県スキー連盟
◆参加者:約40人(うちベルSC指導員受検組1人、準指導員受検組2人)
◆レポート:やすえもん

1月23日から3日間にわたり、準・指導員養成講習会(実技)が開催されました。ベルSCからは、指導員検定を受検するOさんと、準指導員検定を受検するIさん、私の3人が参加しました。

1日目
講習初日、朝起きるとあいにくの土砂降りでした。つらい講習になることを予想しながら車をオクカンまで走らせると、スキー場に到着したころ(7時前)には、幸いにして雨が上がりました。Oさん、Iさんもほぼ同時刻に到着していて、3人とも開会(9時)の30分前には開会式会場に待機しました。
開会式後、参加者は、指導員受検組1班と準指導員受検組3班に分かれました。私は準指導員受検組第1班で、講師はSさんです。最初に、Sさんから「レッスンは、優しくしてほしいですか、厳しくしてほしいですか?」との質問があり、班のメンバー全員一致で「厳しく」を希望。緊張感のある3日間の講習が始まりました。検定種目を順々に、時折バリエーションも織り交ぜながら、各人が滑走し、コメントをもらいます。 私は事前に、各種目のイメージを固めて、この講習に臨んだ(つもり)ですが、全ての種目で厳しいお言葉をいただくことに。そこで、修正せねばと焦り、いろいろ考えながら滑ると、S講師から衝撃的なコメントが…。

「もっと、普通に滑ってください」

えっ、普通って…(絶句)?ひょっとして、考え過ぎたあまり、「蛸踊り」のような、手足の動きがバラバラな滑りになっているの??てなことを妄想しながら、ショックに打ちひしがれて午前中の講習は終了。 午後は、指導員受検組による各種目のデモが行われました。ここでも厳しいコメントが飛ぶことに驚きました。その後再び各班に分かれて講習が行われ、1日目の講習がやっと終了。講習は午前3時間、午後2時間30分。身も心も疲れ果てましたが、それより、未熟な私どもに長時間ご指導くださるS講師には本当に頭の下がる思いでした。そのご苦労に報いるためにも、「もっと頑張らねば」との意を強くしました。 夕方、Iさんと宿に戻って一息ついたところ、ベルSCのYちゃんが、差し入れをもって様子を見に来てくれました。本当にベルSCの先輩方はありがたいです。これまで、他の先輩方にも、激励の言葉やアドバイスをいただいたり、滑りを見ていただいたりしました。この場をお借りして深く感謝します。

2日目
春のような陽気の中、引き続き講習が行われました。そして午後には、準指導員受検班で、恐怖の模擬検定が行われました。種目は、「プルーク」「横滑り」「シュテム」――の3種目3審。私の結果は散々で、合格点はほんの少ししか出ませんでした。まだまだ足りてないことを自覚。

3日目
気温が下がって雪質も若干良くなったこともあり、最終日にしてやっと自分らしい滑りができてきた感じ。S講師の指摘も次第に腑に落ちるようになり、「何ができていないか」が明確になったと思います。ただし、「できていない」という冷酷な現実は変わりません。講習会終了後も、Oさんらに滑りを見てもらいながら居残り練習を続け、長い3日間が終わりました。

検定会まで残すところ3週間。時間的余裕はなく、内心めっちゃ焦ってますけど、周りにばれないよう、平常心を装い、精進してまいりたいと思います。

 【戻る】