準指導員・指導員養成講習会(理論)

◆日時:2014.11.16(日)
◆場所:市川町就業改善センター
◆主催:兵庫県スキー連盟
◆レポート:ON

寒さが厳しい季節となりスキーシーズンがやって参りました!
正指導員受験の一過程としてお勉強の時間がやってきました。準指導員の受験の際かなりきつかったのですが、それ以上に理解力、暗記力が必要になります。指導員・準指導員受験が現実的ではない方にはなじみがないと思いますので試験について簡単に説明しますと、基礎理論の講義を受け自習学習を行い筆記試験、実技講習を受け練習を行い実技試験に臨み両方とも合格点を取ることが要求されます。今回は前者、基礎理論の講義についてのレポートになります。  講義は6項目+SAJ報告という形になります。まず、スキーの魅力とは何か、発展してきた歴史についての講義から始まりました。その講義では受験には関係ないことを考えていました。
スポーツの魅力の中に支えるスポーツという考え方がありますが、準指導員を資格を得てから今までに何度か教える側に立つことがあり、その時、教えた方を支えることができたのであろうかということです。理論についてはもっと勉強し個人の理解度にあった指導ができるようになろうと思います。
 安全知識に対しての講義ですが、自分の中で準指の時より重要であると思うようになってきていると感じました。実際会社で部下が目の前で倒れこむといった事態に遭遇したことがあり、救急車に一緒に乗り病院まで付き添ったことがありました。その時は何もできず大丈夫かと話しかけることしかできませんでした。ケガや病気で生徒、仲間がアクシデントに巻き込まれることは日常的にあることはわかっていましたが、実感がなくこういったことが起こってから実感するようになりました。安全編の教程にはいろんな場合の対処法が書かれており、実践できればいいのですが、その時、自分が動けるとは思えません。しかし、積極的に本人、周囲に声をかけることはできると思うし、しいないといけないと は考えるようになってきました。その辺は準指の時より安全意識ができるようになってきていると思います。(自己評価です)  指導方法論T・Uの講義では指導計画という言葉が突き刺さりました。なんとなく、あれしてこれしてといたことは考えていたのですが、改めて考えると計画であったかいうと、そうでないと思います。せめて今日は精一杯運動させてくれたなと思ってもらえるような指導計画を立てたいと思いました。
 スキー技術の指導の講義では映像を使ての講義となりましたが、受験までに限られた回数しか滑りにいけない中、合格に必要な運動を身に着けることができるのか不安になりました。しかし、受験生の方はみんな同じ条件だと思い練習するしかありませんね。
 野外活動理論の講義ですが、これも準指受験の時は100m高度が上がると0.6℃気温が低下するといった数字や言葉を覚えることだけで精一杯でしたが、自分が引率する立場を経験すると止まる場所の地形が気になったりして単なる数字と言葉でなないといったことを考えます。やはり、知っておいて損はないと思います。
 準指合格以来時間の経過があり、いろいろ経験してきますと、あの時とは考え方が変わってきているのかなとは思います。文章が下手でなかなか伝えることができませんでしたが、レポートを書こうと考えていると自分の中ではそう感じます。  最後に受験するに当たり多くの方にお手間を取らせています。クラブの会長、理事の方々、兵庫県連の担当理事の方々など書類の提出だけでも多くの方に助けていただいています。実技の練習が始まるとさらに多くの人のお手を煩わすことになります。ご迷惑をおかけすることもあろうかと思いますがよろしくお願いします。


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