準・指導員養成講習実技

◆日時:2014.1.24〜26(金〜日)
◆場所:氷ノ山国際スキー場
◆主催:兵庫県スキー連盟
◆参加者:指導員班6名 (ベル2名)準指導員班 32名(ベル1名)
◆レポート:ヨコチャン


指導員検定に向けての今回で5回目のイベントであった。 ベーシックキャンプ(12月22・23日)から始まり、 五竜での長野県連主催・トップスキーヤーズキャンプ(1月3日〜5日)、兵庫県指導者研修会(1月11〜13日) 西日本特講(1月18・19日)、そして今回の指導員養成講習会である。

今シーズンから教程が変わり、自然で楽なスキー(ハイブリッド・スキーイング)はひとまず終了し、外脚重視の滑りにかわるとか・・・・。個人的には2008年に初めて準指検定を受けてからの外脚重視の教程だ。 当時、さっぱりなポジションだっただけに今回がほぼ初めての外脚教程である。 ベーシックキャンプの頃はどのような内容になるのか、全く解らない中での講習であったが、今回はほぼ理想の滑り方等わかっている。感覚的には西日本特講での反省内容を今回の講習会で修正していく感じで行こうと考えていた。 講師はSAJの専門委員でもあるA先生である。ベーシックキャンプのときも先生が講師だったが、今回の養成講習はみっちりと3日間つきっきりでの講習である。

1日目
天気は快晴。9時からの受付に間に合わせる為に、合宿になる清水屋さんに7時過ぎには入らないといけない。 今年から氷ノ山国際のシングル基点リフトは動かず、上の駐車場のペア登行リフト行きの始発バス8時3分に乗る為だ。思った通り不便だ。バスは込むし小回りが取り辛い。事前に聞いていたチーム兵庫の面々が次々と逆水にやってきた。全員揃って開会式。  兵庫県連ウェアを着ての開会式。そして講習開始。 A先生は種目練習中心に進めて行かれる。横滑りの展開・基礎パラ小回り・基礎パラ大回り・プルークボーゲン・シュテムターン・・・・・すべて外脚で圧をとりに行きそこから外に自然とふくらみターンに至る。 言葉で書くとどうってこと無いが。実際にやっていくと上半身と下半身の動きがどうもマッチしない。 特に横滑りの小回りが難しい。
プルークボーゲンも斜度や傾斜により微妙に下肢・脚を動かしていかないと等速は保てない。中斜面くらいからのスタートだと一気に正しく動かせていないことがばれてしまう。午後から準指導員が下で見ている所で、 デモンストレーションをするのだとか、まだ完成できてないのに・・・・という気持ちがあるが、今できる事を見せるしかないと開き直り、結果シュテム、横滑りの展開、基礎パラ大をやった。反応は???微妙 笑 この後おさらいをして初日終了。
指導員班は県連の役員の方々と合宿。昼に取り集められた動画を観ての反省が待っている。辛口なS本講師もいます。あ〜〜くわばらくわばら。

2日目
昨晩の反省会での反省を胸に2日目の講習スタート。、天気も昨日ほど良くは無いがまずまず。種目練習・部分練習が続いていく。今日もデモンストレーションをやるという声がする。 昨日できなかった基礎パラ小、プルークボーゲンそして難関の横滑りの展開。 またもや反応は微妙・・・・笑
修正箇所はてんこ盛りで2日目も終了。修正箇所がわかってても自然な動きとしてでてこない。           そしてまたもや反省会で・・・・そこでA 先生の畳レッスンが始まる。かなり上機嫌。・・・・安心しておられる?クラブの熱血先輩指導員の話では、みんなのデキがよいから安心されて上機嫌だったのではないかと言われる。当の本人達はまだまだ不安のままなのですけど・・・・ しかし、合宿はやはりいい。受検生6人の結束もかなり深まった様に感じる。 準指導員の難関を突破し、そして最後の指導員への難関。先輩達はこうやってこの難関、最後の試練を乗り越えてこられてるのだと感じる。 2日目はお陰様でぐ〜〜〜っすり熟睡できました。

3日目
雨予報がなんとかもっている。今日の残り2時間で、この養成講習も終わる。 修正箇所もなんとか修正できる点もでてきた。毎回思うことだが、講師の表現の違いによって同じことを言われていても全く違うように感じる事がある。これがやっかいなのである。 しかし今の私はもう迷いません。迷えば、一番最初のプルーク直滑降(プルークファーレン)に戻ればいいのである。このときの外向が基本になり、脚4をそろえた時でもそのフォームが正解なのである。 プルークボーゲンは自分が思ってるよりも上体は前にしないといけないとか、その他たくさんの自分の修正ポイントがわかった。A 先生そしてK監督、S本講師その他今回のスタッフの先生方、ありがとうございました。

至上最少チームだと言われている今年の「チーム兵庫」。全員合格目指して残り1ヶ月切りました。
頑張っていこうと誓って宿を後にしました。




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