準指導員検定

◆日時:2013.2.16・17(土日)
◆場所:氷ノ山国際スキー場
◆主催:兵庫県スキー連盟
◆参加者:2名(ベルSC)
◆レポート:まんチャン

検定が終わって1ヶ月が過ぎようとしている。
まだ実感がないが、降り返ってみることに。
思えば2011-2012年シーズン 何を思って準指受験を考えたのか申し込んで受講した養成講習。 今までスキーを文字や文章にして考えた事がなく、理解して記憶することに苦しんだ。 普段いかに頭を使ってない事を思い知らされた。受験当日まで苦しかった・・・ 学科を少し勉強して何となく頭で理解したつもりで受講した、年末の”ベーシックキャンプ” 体が動かない。これまでの滑りを換えることができず、S本講師に言われた一言に、愕然。 年末年始、一緒に受験したONさんに教わりながら特訓。 動けない。できないまま”養成講習”、そうとう頑張らないとダメだと言われ凹んだ。 受験を諦めようかとも思い、申し込みしていた”特別講習”。

やっぱりできない・・・・

できないまま”ベル合宿”。出張先から私達の為に駆けつけて特訓してくれるYJ氏。 なんとか報いらなければ・・・と頑張った。
不安はA単位だけでなく、B単位の小回り。 これは、たーぼーさんにアドバイスをもらい、なんとなくイイ感じになった。 受験当日、寒い中不安のあるA単位。なんとなくできた気が・・・ BC単位。バーンも雪も最高!!メッチャ楽しんで気持ち良く滑った。 学科は・・・と考える事をやめて夜の宴会。
飲みまくった。

発表当日。合格者がアットランダムに呼ばれる。 同じベルの仲間は呼ばれた。良かった。
残念ながら私が呼ばれることはなかった・・・ 結果を見てビックリ!!!
心配していたD単位の学科が通ってる。 それに、BC単位まで受かってる。不安のA単位も推進も通ってる! 今一歩の所だった。
でも不安の制動これは翌年も大変だ・・・・
この後、GWまで楽しいシーズンを送り、2011-2012年シーズンを終了した。

2012-2013年、受験するべきかどうか自分に問いかけた。 周りの仲間からは、「A単位だけだから大丈夫だろ。」って言われ 自分では一番自信のないA単位。集中してできるという利点はあるが、 苦手な低速練習。悩んだが受験を決めた。
11月の養成講習もモチベーションを上げる為に受講。 昨シーズン、全くダメだった”ベーシックキャンプ”今年も受講。 少し理解できた中での受講。昨年ダメ出しをもらったS本講師に褒めてもらい すごく嬉しかった。やっぱり自分の中で納得できていない不安の低速谷回り。
しかし”養成講習”までは楽しく滑る事にした。

”養成講習”S藤講師。極寒の中ダメダメの3日間が終了。 A単位、間に合わないかも・・・と一抹の不安。

”特別講習”モヤモヤを蓄積するだけで、谷回りできない夢に今年も魘されてしまった。

”ベル合宿”1日目。正指導員受験のパトリオットサンダーさんと準指導員受験のあわおどりさんの3人は、YJ氏にみっちり講習してもらった。やっぱりできない・・・落ちこぼれである。それでも優しいYJ氏は何度も何度も同じ事を繰り返しやさしく教えてくれる。 頭が下がる。私はこんな指導者になる事ができるのかと考えてしまった・・・
2日目、級別テストの前走を楽しん?で滑った。 A単位でないとのびのび滑ってる自分に笑いが・・・夕方candyさんからアドバイスをもらった事が、自分の体の動きにピタっとくるものがあり、パトリオットサンダーさんに見てもらうと、「良くなってる。」と。なんとなく自分でもイイ感じの気がしてきた。
3日目にYJ氏に確認してもらって、翌週の受験に備えることに。 3日目、午前中は受験生3人で練習をして、午後からYJ氏に最後の確認してもらうことに。前日の動きを思い出しながら滑ってみると、「イイ感じ。これなら大丈夫。」ってOKをもらう事ができた。

検定前日に確認して、当日を迎えた。前夜からの積雪に除雪が追いつかずリフトが動かない。「一回でも確認して滑りたいぞ〜」と思い、イラ!!っとしながら待ってゲレンデへ。 受け付けまでなんとか一回滑れると言うことで確認。後は、いつも以上に動いてみるだけ・・・なんだが、本番でいつもできてないことができるわけナイ。それならば、少しでも平常心で挑むのみ。 受け付けをすまし、ビブNO「24」をもらいました。 開会式。沢山のベルの仲間が応援に来てくれてる。嬉しく心強いです。今年は単位取得者による前走が行われると。T本主任検定員に選ばれた6名が発表されていた。今日の私はコース整備のみ。って思っていたら、総合滑降「24番、沖さん」。「えっつ!!わたしやん」しかも好きな総合滑降って、テンションが↑↑ さて前走までに問題のA単位の本番があります。積雪が思った以上にあり、受験生全員でコース整備です。結構えらかった・・・本番です。緊張はほとんどなく、頭の中で制動のリズムを繰り返しスタート。口ずさみながら滑った。意気込んだわりには苦手な方が動けてない気が・・・後悔しても仕方ないので、推進をきっちり滑ることに。いつもよりリズミカルにできたような感じ。終わった。後は他の受験生のためコース整備。 午前の検定が終了して昼食。
午後の検定開始。B単位の大回り。スタート地点で待っていると、転んでる人が・・・昨年の受験も、前日の確認練習も一緒だった友達です。足をやって動けません・・・そのまま棄権です。がんばっていたから悔しい。本人はもっと悔しかっただろうけど。 最終です。総合滑降の前走。キレイに整備されたセパレートコース。 テンション上がります。良かったのかどうかは別として、メッチャ気持ち良く滑り終わった。後は発表を待つのみ。帰って「お疲れ様」ってことで、ガッツリ飲みながらビデオ見て、制動の微妙な動きに落ち込み就寝。

発表当日、早目に家を出たのに・・・どうしていいのか判らないぐらいテンパル出来事に遭遇してしまい、自己嫌悪。一生に一度あるかないかと思うほどの事件であった。(大袈裟?) どうにかこうにかこの事件も解決し、いよいよ発表です。 昨年同様アットランダムにビブが呼ばれます。「あ〜やっぱりあかんかったかぁ。」と諦めていたその時です「24番、沖○○さん。」って、「マジ!!」信じられない思いで合格証を受け取り、手続きもどんどん進んでいくのに実感がない。午後からゲレンデへ上がって、クラブの仲間、知り合いに「おめでと〜。」とたくさん言葉をいただき、少しづつ実感してるはずなのにいまいち信じられない。家に帰ってもなんとなくボーっとしながら組長と軽く祝杯。 翌朝まだ実感がなく合格証を見直した。自分の名前が記入してあるのを確認して、「あっ、合格したんだ。」ってようやく実感。この2シーズン受験をするにあたり、ビデオ撮影してくれたり、家の事に手を抜いているにも係わらず、嫌な顔もせずガマンしていた(?)組長、いろんなところで講習してくださったかた、当日応援にかけつけて下さったクラブの仲間。ホントにいろんな人に支え助けられて手にした合格です。まだまだ未熟で自分のことイッパイイッパイと思いますが、これからもご指導ご鞭撻ヨロシクお願い致します。
そして『10年連続準指導員合格』と言う、自分自身で一番のプレッシャーだった呪縛から開放されました。しかし、C検定の学科のお勉強が・・・の現実です。
もう少し頑張りましょう。

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