準指導員検定

◆日時:2012.2.18・19(土日)
◆場所:氷ノ山国際スキー場
◆主催:兵庫県スキー連盟
◆参加者:4名(ベルSC)
◆レポート:ON(浪人1年)

2/17(金)どうやら山のほうは雪が降り続いていると天気予報でいっています。やはり明日のことは気になり、検定バーンはどうなっているのだろうと仕事をしながら考えてしまいます。今回は一緒に受験する方が朝来に住んでいるため、晩のうちに移動し泊めてもらうことになりました。朝早く家を出ないですむことは検定、合宿などを通して初めてなので結構余裕が持てそうな気がしていました。しかし、去年学科も落としている身としては一夜漬けをしないといけないため、勉強しながら来年こそは理論講習が終わってから勉強を始めるぞと誓いながら最後のあがきを行いました。
2/18(土)朝、起きると家の周りに雪が積もっていて、車が出せるのかなと不安に思うくらいでした。前日から降り続いているため、事故車などで道が渋滞していたら遅刻の可能性があり、早めの出発したことは正解だったと思います。
無事到着!今回はこれだけではなく、登行リフトの稼働も遅れたことにより、試験開始までの時間がなく、何本か滑るといったことができませんでした。これがまた、試験の不安感をあおります。

開会式
写真で伝わるかわかりませんが、雪が舞っているせいもでもあり、文章にできない雰囲気が漂います。わからないかたは来年受験し、自分の感じ取ってください。そのため、今年の日程を書かせてもらいますが実技(谷回り制動要素・推進要素、大回り、小回り、総合滑降、不整地)・理論の7種目を土曜日、合格発表を日曜日午前中なので土日休みの方なら、勤務に支障なく受験できます。




谷回り(制動要素・推進要素)
雪が降り積もっているため自分たちで斜面を整備します。新雪なので滑らない雪かなと思っていましたが、いざ滑ってみるとよく滑ります。(※あくまで本人の主観的感想です!)低速種目なのでスピードの出しすぎには注意しないといけないと思い演技をしました。制動・推進ともそれなりのスピードがあると思うので「遅すぎない、速すぎない」を実践するのがつくづく難しいと感じました。

小回り
初めにコース整備をみんなでするのですが、その時点で雪が引っ掛からなく下に落ちていきます。条件が良すぎる。予想通りやはり皆さんうまく演技ができている人が多かったと思いました。まだ半分実技が残っており、よりミスがないように演技しないと今年はやばいとこの時点で実感しまた。

不整地
とにかく完走を目指します。コブがあればリズムを合わせる・なければリズムメークを行うようにしないといけないと思いつつ滑りましたが、コブを見失ってしまい、リズムメークができたかどうかは検定員の方がどう判断するか不安の残る滑りでした。

大回り
午前中競技をしていた斜面にピステがかかり完璧な斜面が出来上がりました。やばいっす。みんなめちゃめちゃ上手く見えます。バーンコンジションが良すぎるので6回転をキッチリこなさないと評価されないかもと感じました。

総合滑降
大回りと同じ斜面で距離が延びます。実技最後なので楽しく滑らないといけません。しかし、そんな心配は不要で今まで体験したことないくらいコンジションが良好であるため、非常に楽しく滑らせていただきました。◎
そこで心残りがあります。このあと理論の試験(ペーパーテスト)があるためすぐに山を降りなければならないのですが、理論単位取得者の人たちはここで試験が終わっているので、この斜面を存分に楽しんだらしいです。その晩話を聞いて悔しい思いをしました。

理論の試験
最大の難関です。最大の難関です。最大の難関です。
結構試験会場は冷たいのですが、そんなもんどうでもいいわといった気持にさせます。
用紙が配られ試験スタート。選択問題が無い!マジっすか!とにかく解るところから埋めていく。当然、埋められないところばかりになるとペンが止まります。そのうち退室可能になると受験者が一人一人いなくなります。困りました、提出できません。・・・が、時間が過ぎて提出することになります。一緒に受けたクラブの人と来年頑張ろうと慰めあいながら宿に帰ったとさ。

2/19(日)閉会式
今回の総評、合格発表があります。今回は練習の成果を出しきたかというと疑問ですが、何とか完走はできたので○とします。総評では去年より少し多い合格人数らしいです。合格発表を聞いているとかなりの番号が呼ばれていきます。一緒に受験したクラブの人も呼ばれました。結果、16名の合格者でした。去年の6名よりかなり多いような気がするのですが、とにかくおめでとうございます。

終わりました。考えてみるとクラブの方々や周りの友人のサポートがないとこんなにスムーズに受験できなかったと思います。できないことがあれば練習に付き合ってくれたりビデオを撮ってくれたりしました。受験前にはメールをいただいたりしました。県連の方々もベーシックキャンプ、養成講習、特講と受験直前まで自分に時間を割いて指導していただきました。結局かなりの方に助けていただいて受験できました。ありがとうございました。
以上、報告を終わります。


て、お前はどうだったの?

合格です。

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